やさしい歌は世界を変える

東北関東大震災 支援チャリティーコンサート what a wonderful world
〜がんばれ東北! がんばれ日本!〜 in OKINAWA。
http://www.www-okinawa.jp/wp/
ネットでも配信されるけど、何が何でもZEPPに行きたかった。現実逃避かなぁ?救いを求める気持ちかなぁ?わからないけどZEPPで音を聴きたかった。
当日朝にタイムテーブルが発表になっていたのですね。ZEPPでの開催があるのかどうかだけ確認したので、どの順番で誰が出るのかもどきどきしながら。

カレーライス作って、余震で地下鉄が止まったら怖いから自転車でZEPPへ。

13時スタートのこのイベント。15時頃にZEPPに着きました。扉を開けたら↑モンパチで、この歌に会場が手拍子!歓声!それだけで涙が出てくる…

出演者のメッセージと歌と、お客さんが楽しんでいる姿と、沖縄の青い空と。

最後はBEGIN。
進級おめでとう、退職おめでとう、誕生日おめでとう。どんな状況でもそう言ったいろんなお祝いをしていいのではないか…というようなMCのあとの「オジー自慢のオリオンビール」に「オバー自慢の爆弾鍋」。とにかく食べて、生きていることに感謝することを繰り返していれば、元気な心も取り戻せるのかなぁ。
アンコールは出演者がステージにそろっての「島人ぬ宝」。気持ちって伝わるんだなぁ。

沖縄、いいお天気だったんですね。集まってくれたたくさんの方々もありがとうございました。
よつばさんともちょこっとですがご一緒できてよかったですv


間に仙台在住の坂本サトルのライブが30分位ありました。ライブがあるのは知らなかったのですが…久しぶりだなぁ。
311後に東京でライブをやった時に義援金を集めて、避難所で本当に欲しい物は何だろうと相馬市や東松島市などに直接出向いて、要望のあったものを用意して届けたそうです。
そこで歌うことは考えてなかったそうですが「歌ってくれ」と言われて、マイクも何もないところでアコギひとつで歌ってきたそうです。東松島市ではその町出身のバイオリニストの方と共演したそうで(その方の実家も被害を受けたそうです)その方がZEPPでも弾いてくれていました。
ZEPPでの最後の歌は避難所と同じように聴いてほしいということで、アコギのコードを抜いてマイクなしで。
「天使たちの歌」
何が何だかよくわからないけど、言葉のひとつひとつが胸の奥まで響いて、涙がつーつーと流れて止まりませんでした。
その時、この会場にいた人たちみんな同じ想いだったように感じます。しーんと静かに、みんなこの歌の言葉を心に刻んでいるように感じました。(You Tubeを是非v)
この日、会場に集まった人達は、被災者の中でも恵まれた状況にいるのだと思います。辛いに優劣はないとは言っても(細美くんブログより)津波の被害にあった地域とそうじゃない地域は違うと感じます。
坂本さんが、自分に出来ることは皆が忘れても支援を継続し続けること、落ち着いたら被害の多かった地域の食堂に食べに行くとか買い物に行くとかを意識して行いたい、それが町や個人の利益につながるとおっしゃっていました。
あと、被災地を真剣に考えてくれるのはうれしいことだが、例えばボランティアに夢中になりすぎて自分の生活が成り立たない状況になったらそれは違うことだと。自分の生活が安定していることが土台に在るべきというお話も。(だからCDも買うとかね…って。笑)

音の世界を実感できてよかった。

泣いたり落ち込んだりしている場合じゃないぞ、私。
や、でも泣けるのよ。
それでも、泣いて疲れてやる気なくなって嫌になって、でもがんばるって思えて、またまた考え込んで。
それでいいんだ。ぐるぐるぐるぐる繰り返してもいいんだ。それでも前向いていれば少しは進むはずだ。
そして、津波の被害にあった地域に、忘れることなく気持ちを向けて生きて行こう。


小さな恋のうた/モンゴル800