ノッポさん

パーソナリティーが元全日本女子バレーの益子直美さんで、ゲストがノッポさん(高見 映さん)という〜親が子どものためにできること〜『夢へのビタミントーク』というのに行って来ました。
託児室もある講演なので、うちの子達より下のお子さんを持つ親向けの話かな?でも、ノッポさんって見てみたいよね?と思って応募したら当たったので行ってみましたが、笑ったりうなづいたり大忙し。今日から子どもと接する時には視線を変えてみたいなというお話でした。
できるかな、1967年から(スピッツのメンバーが生まれた年)24年間続いたそうです。見ていました、私も。とっても不思議な存在感でしたよね、ノッポさんって。最終回でノッポさんが声を初めて出したというのは見ていないんですよね〜。
最近はみんなのうたノッポさん出演&歌が流れてます。

NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」 [DVD]

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ノッポさん、身長が181cmで本当にノッポさんでした。只今72歳だそうです(とてもお若い!)

ノッポさんって、自分が1歳前(歩くのが早かったそうなので)の記憶からあって、とにかく全てを覚えているそうです。(なんかバンプの藤くんを思い浮かべちゃった。藤くんの記憶もすごいよね?子どもの頃の話もよく覚えているよね?)
なので、小さくて言葉で気持ちをうまく表せない頃でもこんな風に思っていた、考えていたということをよく記憶しているそうです。
例えば「もうお兄ちゃんなんだからこうしなさい」と言われた次の日に「まだ小さいから早く寝なさい」と言われたこととか、言葉に出来ないから泣いて訴えたのに気付いてもらえなくて、それでもわかって欲しくて目の前の障子のガラスの部分に頭から突っ込んじゃって大騒ぎになって「ほら、だから最初から言ってるでしょ」って思ったこととか。
なので、ノッポさんは子どものことを「子ども」と呼ばないで「小さい人」さんと呼ぶんですって。ただ小さいだけで考えることは大人と同じ。
だから、子どもにも敬意を持って礼儀正しく接したいと。
わかりやすく丁寧に説明してやればいいんですと。
そうすると子どもにも伝わって、自分も真剣に応えないとと思うそうです。
ノッポさんはお父様に強い影響を受けたそうで。ノッポさんのことをおまえとかあんたとか呼び捨てとかで呼んだことないお父様なんですって。
いつもよしあきちゃん(だったかな〜?本名)とかあなたとかと呼んでくれていて、今はまだ迷っているだけ、その時が来てないだけ、この子は大きくなる子だっていつもノッポさんのことを信じてくれていたんだって。
〜反省したり、子ども達との接し方のヒントをもらったりするお話でした。
お話だけじゃなくてちょっとしたショーもあって(歌声が本当に素敵。独特の手の動きもあのノッポさんのまま)おまけに握手まで出来て(ミーハーだからさ)本当にいいひとときでした。
淀んだ心に新鮮な空気を入れることも時には必要ですね。
(こういう話こそ幼稚園、保育園、学校の先生や、いろんな政策、支援を考える市、県、国などのお偉いさん達にも聴いて欲しいわなんてね)