光の中に意味を見つけて 忘れぬように色を付けた

小さい頃、誕生日には祖母がデコレーションケーキを持ってうちに来てくれていました。
おばあちゃんまだ来ないかなぁと2階の窓から見て待ってました。
角を曲がったおばあちゃんが見えるととってもうれしかった。


長男が生まれた時には、男の子を育てるのは大変だから、お母さんがしっかりしさいんよ!と。


近年はホームのお世話に。「忘れる」ということはマイナスの感情を持つようで、私たちの顔を忘れてしまったことをわびていました。仲良しのお友達もみんな亡くなってしまって寂しいとも。97歳。介護する側が大変だと思われるけれど、長生きする方もいろいろな思いをするのでしょう。


終戦前後の大変なときの子育てなど、私たちが想像できないくらいの苦労もあったでしょう。
これからは天国でゆっくり過ごしてね。
私たちのことも見守っていてください。
ありがとう、おばあちゃん。


リピート/ACIDMAN