僕らは小さな想いも 讃え合って生きて行くんだ

覚書・感じたこと
3/21 花粉症か目がかゆい。かゆすぎ。毎年春分の日当たりからくるんだよね、律儀に。くしゃみ鼻水は今のところ楽。
3/22 夫がやっと帰宅。しばらくは仙台勤務。お疲れ様。
3/23 荒吐は延期。中止という決断をしなかったスタッフの皆さまに感謝です。未来はある。誰にでも。
3/24 前日、水が出ることを知ったら帰る帰る言いだした義父母。週末、夫と家を点検したら…という言葉は耳に入らず帰って行きました。やはり我が家が一番、だよね。
3/25 長男の担任が異動。あっさりばっさり超体育会系の30台前半の女の先生。県テニスの指導の方もお忙しいと思うのですが、小学校よりクラスだよりも多くて、気持ちよく中学生活の始めを過ごすとが出来ました。寂しいなぁ。新任地が津波の被害が大きい学校ですが、先生の笑顔とパワーでご活躍されることと思います。ご自身の幸せも優先しながら過ごしていただきたいなvと思います。
3/26 ガス作業の方がいらして開栓準備を行ってくれました。ガス使用までもう少しなのかなぁ?作業員の方にどちらからですか?と聞いたら○○です。っておっしゃって、遠いところをありがとうございますって言ったんだけど、どこからだったか忘れちゃった。(汗)なんか頭の働きが変だなぁ。あ、いつも?西の方だったような気がするんだけど…。



音楽が好きでよかったな。ゴッチの歌に、細美くんの言葉に…たくさんの方々のメッセージに支えられてる。見えないけど大きな力だよ。


夫の友人(ファミリーキャンプの友)のお兄さんが津波で亡くなりました。仕事で港にいたそうです。ベースを弾く方でした。私はジャズフェスで一度しかお会いしたことがないのですが。夫は私とひとつしか年が変わらないのですが、このお兄さんの影響を大きく受けたそうで、ちょっと上の年代が好みなんです。邦楽ではルースターズARBRCサクセション、THE MODS、ストリートスライダースとか。伝説?のロックンロールオリンピックにも行っています、夫。急なお別れ…。何も言わない夫を見てるだけで悲しいです。
元職場の今も仲良くしてくれている若い子の彼氏さんも亡くなりました。津波がくることを町民に知らせるために海辺の町に出て行ったそうです。3人で出て二人は何とか戻ったそうです。助かった二人がごめんごめんと謝っていたそうです。細美くんのブログの「辛いに優劣はない」という言葉を借りれば、「命」にも優劣はないです。「在る命」出来ることをやっていくしかないのだと思います。でも辛すぎる。
妹の大親友ちゃんは、お子さんを迎えに行って歩道橋の上で助かりました。津波、すごい音がするそうです。その旦那さまは一晩中電柱にしがみ付いていて救助の車に助けられたそうです。一緒にいた方は流されていったそう。


いろんな想いがある。いつかそれが大きな力になるはず、きっと。そう信じたい。


大丈夫〜、なんとかなるから〜。終戦時小学1年生で疎開を経験した父と、5歳で物資が不足した中育った母のたくましいこと。70歳を過ぎてへこたれないあなた達にも助けられています。


助け合って、讃え合って生きて行こう。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。



砂の上/後藤正文