ミュージックライン 大木くんv

NHK FMのゲスト。

「そうです、出たばっかりですっ♪」って何度か繰り返し、「香路」を歌っている同一人物とは思えない位、久々の大木くんははしゃいでいました。(笑)

やっぱり歌詞には深い想いが込められているんだね…
メンバーは俺の歌詞には興味ないみたいですけどぉ〜って言っていたけど、好きだと思うよ、大木くんの世界。



で、この番組。
いつの間にか『ミュージックスクエア』が終わっていたのですね。
あぁ、寂しいなぁ。
ミュージックスクエア
リクエストとゲストとのお話で構成されていた1時間半(だったかな?)の番組。
長男を産む前、2か月半安静入院していた時に心の支えになっていたのですよ。
病院は9時に消灯。
切迫流産早産つわりの患者の部屋は割とゆるくて、消灯後にテレビを点けていても許されている感じだったのですが、部屋の電気はブツッと消されるので目が疲れてね。
なので私は消灯と共にFMのスイッチを入れていました。
スピッツミスチル、グレイ、安室奈美恵がよく流れていた1997年…。
DJの中村貴子さんがすごくピロウズが好きでねぇ。

初めての出産なのに入院になっちゃって。
バリバリ仕事をしていた時期なので、赤ちゃんのことを考えてなかったのかなぁとか、あの時休んでいればとか赤ちゃんは大丈夫なんだろうかとかくよくよと悩んだり。
それに、出産準備がほとんど出来てなくて、退院したらしようとメモしていたのに、なんか退院できない感じになって、母や妹に頼んだり。(泣)
その上、本当に超早産で生まれそうになっちゃって転院させられそうになったり。(それはまぬがれたけど。)
夫はいつもと全然変わらずマイペースで、それにすごくいらいらしちゃったけど、彼も彼なりに初めてのことで心配はしていたようで。

そんな精神状態の中で中村さんの声、口調、流れる音がなんかすごく安心出来たんですよねぇ。
ラジオを聴いている間はパラダイスというか。
(ラジオとテトリス<義弟から借りたゲームボーイ。笑>に支えられた入院生活でした。笑)

そのお陰もあってか、無事生まれた長男。(1か月早く生まれたのだけど、なんと体重が2900gもあった。それでも肺機能を見るためしばらく保育器に入れられた。今だから笑えるが…)

人生が変わったのは、スピッツの『ハヤブサ』(2000年)のせいだと思っていたけど、こんな土台があったからかもしれないね…