それでも僕ら繋がっているだろう

子ども達の学校の離任式でした。
長男が1年生の時の担任が異動になりました。
あと、1年いてくれたら卒業式も見ていただけたのに…。本当に残念です。
2年目の若い女の先生。理数&体育会系。きびきびはっきり。でも、人が好きというのが伝わる先生でした。

その頃の長男は…。
休み時間になると、図書室(折り紙大好きで、教えてくれる先生がいた)・特別支援学級(けん玉があった)・給食室(学校内で調理しているんです。見ていて面白かったらしい)に入り浸っていて。そういう子はそういう子だとそっとしておいてくれればいいのにね、周りのお友達からいろいろ言われたり……けがまでさせられるようになったりしたことがあったんです。(あー、未だに涙が出てしまう。私ですらこうだもの、長男は言葉にしなくても心にたくさん傷を負っただろうね…)先生もとても悩んだようでした。何度も学校に行ったなぁ。おたより帳も多分断トツで書いていただろう。
でも、先生がとても素直な方でね。こういう所を反省しました、気づかせていただきましたって話してくれたり、私で力不足な所はこの先生に聞いてみて下さいと段取りを付けて下さったり。
子どものつまづきは家族の問題が現れることもあるから。家族というか、私の係わり方・気持ちの持ち方が未熟だったのかなぁ…とか。子育ての専門!なんていう仕事をしながら、わが子に合う接し方ではなかったのかなといろいろ考えるきっかけにもなりました。


そんな先生とのお別れ。

あー、人は出会いと別れを繰り返して、時が流れて、いろいろ考え、気付いたり伝えたり………、そんなことを延々と続ける生きものなのかしらね。なんてことを思いつつ。

先生、本当にありがとうございました。


式日/ACIDMAN