♪泣き笑い ドラマよ続け〜

日帰り小旅行、栗駒へ。3月いっぱいで廃線になってしまう『くりこま田園鉄道』
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赤い1両の電車が走っています。(この日は2両編成)これに孫を乗せたいと私の両親から誘われて(っていうか孫だけでもよかったみたい、笑)行って来ました。映画の『東京タワー』の撮影にも使われた所が終点駅になっています。(職員旅行で寄ったことがある…。)
私の父方の祖母(私が生まれる前に亡くなっている)は栗駒出身。父が子どもの頃疎開した所でもある祖母の実家にも寄って来ました。お仏壇に手を合わせ、あー、この人たちと私も子ども達も血がつながっているんだなぁと不思議な気持ちになりました。今も農家の実家。昔ながらの縁側と続き間がでーんある家で日頃は狭いアパート暮らしの子ども達が「ここ、お城?」と言う程(笑)。ちょっと遠慮がちだったけど本当はもっと走り回りたかった様子(汗)。父が戦後仙台に戻った後、お米をいただきに来た話とか、たまにしか会わない親戚の話とか、私の両親が結婚してすぐの頃、母は着物を着てくりでんで来た話などいろいろ聞いて楽しかったです。
各駅停車、乗り継ぎなどで約3時間かかって「ディズニーランドに着いているよね?!」なんて言いつつも「ゆったり、ぜいたくな時間」を過ごしました。田植えにはまだ早い時期だったのですが、これが夏の青々とした稲か、稲刈り前の黄金色の田んぼだったらよかったな〜、もっと早くに来ておけばよかったという風景…。田植えの準備をしている方が電車に向かって手を振ってくれる姿も多くて、『電車って楽しいね〜v』と子ども達。日頃は、車でポーンといってポーンと帰ってくる感じですが、駅の待合室や電車で旅人と言葉を交わすことも多く…。むかーし、電話が普及したばかり頃…。電話がなかった頃は遠い道のりでも直接伝えにいかないといけなくて。「はい、わかりました」という返事でも、表情を見て「本当はいやなんだな」とか「皆に合わせてくれたんだな」とか相手の気持ちを読み取ることが出来たけど、電話のお陰で手間はかからなくなったけど、相手の気持ちがわからなくなった…ということを村長さんだかが言っていたそうで。それが、今はメールで、声の感じすらわからなくて気持ちが読み取れない…と言っていた教授の話を思い出しつつ…〜、私の頭の中は♪稲穂がぐるぐるしていました。

さわって・変わって

さわって・変わって

美しく実る稲穂に 愛を知る 夢も終わる頃 
駆け出した 風に逆らい 夕焼けが僕らを染めていた
誰にも会えない気がしてた クジ引きだらけの街にいて
もうウソはつけない 無性に何か飲みたい
初めて本気にカワイイ蜂に刺された

(帰り道、予想通り二男が熟睡。抱っこでの移動はライブよりかなりきつかった!(苦笑)太ももとふくらはぎが筋肉痛です。)