and world

ACIDMANツアー『and world』ライブレポも無事アップ出来たというのに懲りずにまた語ります。ツアーネタバレありです。

季節の灯

季節の灯

何回目の太陽だろう 憶えてゆけるかな?
与えられた日の全て 心を添えておこう 昇る陽の果てに

いつの日か私も君も終わってゆくから
残された日の全て 心に添えておこう
何回でも陽は昇る 遠くへ唄を乗せて

どこから来て、なぜ今ここ居て、そしてどこに向かおうとしているのか。
世の中に存在するもの全てにその理由を求めて歌にしているようなACIDMAN
身を削って、自分と痛いくらい対峙しているバンドってイメージだった。
でも、今回のライブで『季節の灯』って歌を始める時にちょっと長めのMCがあったんだけど「存在しているということそのものに意味がある」と力強く言ったオオキくん(ギター、ボーカル)が、かなり印象に残りました。
そうなんだ…。
“空と太陽と海と土と音楽に寄せ 触れていたんだ いつでも
それは 生命の声
それだけでいいんだろう それが全てだろう”
って、アルバム「and world」のand worldって曲で歌っているんだけど。
オオキくんは答えを見つけたんだなぁって思った。あるひとつの答え。
でも、これは結論ではなく、また新たな始まりでもあるような。
これから先、どんな音楽に乗せてACIDMANを伝えてくれるのか。すごく楽しみです。
まずはアラバキ。野外でのアシもいいんだよなぁ。
(願望はシンプルストーリーとかアレグロとか風、冴ゆるとか…水写もいいな〜、笑)